認知症になった場合の接し方を読む前に

ここでは、お年寄りが認知症になった場合の接し方について説明していきたいと思います。まず、介護する側が認知症は病気であるということをしっかりと理解することが重要です。認知症は老化の際におこるボケとは意味が違います。認知症というものをしっかりと理解せずに接していると、単なるボケだと勘違いしたり、お年寄りとの信頼関係が崩れてしまうおそれがあります。お年寄りが認知症になり、お年寄りの行動で気になる点が出てきたとしても温かく見守ってあげましょう。

先ほど認知症は病気であると説明しましたが、具体的には判断力・理解力が低下するだけでなく、幻覚、妄想、徘徊などの症状が出てきます。また、認知症では、正常な部分と認知症が進んだ部分が交互に表れることがあります。認知症かと思えば、急に正常になったりということもあり、家族は非常に混乱させられます。そのような時は、家族は単なるボケと放って置かずに専門家の医者からどのように接したらよいかなどのアドバイスをきちんと受けた上で、お年寄りに接するようにしましょう。

ここでは、お年寄りの接し方の方法をいくつ紹介していきます。

認知症になった場合の接し方について(目次)
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